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【キャリア構築支援の仕組み】CONSCIENCEでの成長を実現する社内制度とは

育成理念「支持-Assist-」これは、指示を受けるだけの人材ではなく、自身で方向性、行動を決断し実行できる。そしてそれを会社としても支持していきたいという想いを込めて付けられました。そんな育成理念をもとに当社は社員1人ひとりの可能性を最大化し、個と組織の成長を実現していくためにも制度等の仕組作りにも注力しています。「20代が会社を創るCONSCIENCE。その成長環境とは」の記事では主に組織のカルチャー面をご紹介しましたが今回は「キャリア構築を支援する仕組み・制度」をご紹介していきます。

 

ジョブローテーション制度

ジョブローテーションと聞くと「会社の都合で異動となる制度」「一定周期が来ると僻地に飛ばされる」そんなイメージを持つ方もいらっしゃいますが当社の制度は「異動希望がある方のみ、新たな業務チャレンジが出来る制度」としてこのジョブローテーション制度を位置付けています。コンサルティング企業として、一つの業界に絞らず様々な業界支援に参入しており、今後も新規事業の創出には注力していくからこそ“一つの業務で5年10年働く”という人はほとんどいない状況になっていくかと思います。当社がキャリア構築していくうえで重要視する考えを以下のようにまとめています。

要は、20代というキャリアの中で「広げる」いわば、複数の業務や業界を経験することで自身のキャリアの横幅を広げていく。そして、広げるだけでなく「深める」という観点も実現していこうという意味合いです。「広げる」という言葉の通り、様々な経験や知見を広げることを指しますが逆に言うと“そのような会社は専門性を深められない”という事を聞いた事があるかもしれません。

しかしそれはむしろ逆で一定の経験を積んだ後、「深める」の段階に誰しも入っていきますがその時重要なのは、それまでに「広げる」の経験をキャリアの中でしてきたか。だと考えています。この「広げる」と「深める」という経験をキャリアのなかで往来するからこそ、なにか専門性を深めるとなったときに、そこに深み(応用性、成果の質・量)が生まれ、ビジネスパーソンとしてより価値の高い人材に育っていきます。その人材育成を達成していくという目的もあり、ジョブローテーション制度を2023年から制度化され、より社内循環(社内での”広げる”の増幅)を促進してます。

 

研修制度

人事コンサルティング事業を展開している当社は、他社様に研修パッケージやカリキュラムの構築支援を行っています。そのため当社内においても、専門知識に関する研修や全体支援は豊富に用意があり、他社様よりもこの教育に対しての投資や内容については充実しているのではないかと思います。ここでは、主に全社員が共通で行っている、教育体系(カリキュラム)について簡単にご紹介していきます。

ー新入社員研修

新卒社員向けには入社後1カ月前後に及ぶ研修をはじめ、1年目には年3回のフォロー研修や選抜研修、新卒3年目までは年に2回のフォロー/スキルアップ研修など、入社後3年間をカリキュラム化しています。対面やオンラインを織り交ぜることで同期同士の刺激をもらいながら、自分自身を振り返る時間・新たな知識をインプットする時間として良い機会となっています。

中途社員向けには、CONSCIENCEの理解を深めていくために入社後の研修を実施したり、各配属後も、教育担当者や、採用時に関わったメンバー共々でサポートをおこない、入社後のパフォーマンス発揮を支援しています。

ーリーダー・管理職向け研修

リーダーや管理職向けにも、新任時(昇格後)にしっかりと役割を理解し、スムーズな立ち上がりができるよう年間プログラムとして考え方、専門的な知識・スキル習得の支援をしています。

ー外部研修

ここまでは内部で実施している主な内容をまとめました。このカリキュラムだけではなく、選抜型や、誰でも受けられる形そして外部から講師の方を招いて研修実施も運営しています。内部だけではなかなか完結できないこともありますので、目的別に誰が講師をするのか、なども設計しています。

1on1制度

次に当社でも共通言語として深く浸透している1on1制度。当制度は入社後に新入社員の方に対して一人の担当が付き(1on1担当)、1対1での定期的な面談機会を入社後実施しているというものです。面談というとなにか評価される、固いものと捉えられがちですがそうではなく、大前提一人ひとりの自走と成長が目的です。入社初年度となると新しい事の連続、転職でご入社いただいた方も前職との違いに四苦八苦するものです。そんな中でも入社後の職場への順応や、より早期での成長を後押しするために定期的(1.2か月に一度)1on1の時間を設け、3つの支援をしています。

①仕事やプライベートでの出来事を振り返り、気づきを深める(内省支援)

②仕事上で困っていることは何かを把握し、解決のサポートをする(業務支援)

③職場環境・人間関係での不安、気に掛けていることも含めた精神的な負荷軽減をする(精神支援)

仕組み、カリキュラムというと少し業務的に教育の分野はとらえられがちですが、弊社の教育を統括する富樫専務取締役のBLOGでもあった通り、やはり人を育てるのは人であり仕組という合理だけでは一筋縄にはいかないものです。当社にこの1on1制度を持ち込んだのは富樫ですので、ぜひ他BLOGも併せて読んでみてください。

 

コーチング制度

1on1から派生したのが“コーチング”1on1と同じなのでは?と思う人もいるかもしれませんが専門的に見た時には異なる概念です。当社内でのコーチングにおいては主に次世代リーダー育成として、一定期間就業し今後の会社を担っていくメンバーに対しての目標設定とその実行併走を実施しています。メンバーも限定的で、実施するのは富樫専務が直々に実施をしており、満足度・継続率ともに非常に高い制度となっています。

 

実際にコーチングを受けているメンバーの声

2週間〜1ヶ月のサイクルで3年ほど富樫専務に1on1を実施していただいています。普段業務をしていると、立ち止まって考える時間は中々取れないので、1on1という立ち止まって振り返りや自分の現在地について考えることで、日常の密度を濃くできるものだと思っています。また、1on1があることで自分1人で考えるだけでは気付けなかった潜在的な自分自身の課題に気付けたり、新たな視点を得られているので、自分の成長に欠かせない時間です。

 

学習支援制度

ー読書支援制度

CONSCIENCE ライブラリと称し、社内には無料で貸し出ししている図書が多数あります。主にビジネス書や、営業本、コンサル本、歴史本(経営的に幹部層が過去読んだもの)などジャンルは様々。多岐に渡る書籍を案内しています。

ー読書会(ビブリオ)

読書支援から派生し、社員発信で結成された読書会。そもそも読書をする事以上に、そのインプットしたものを活かしていくことが重要です。その読書のアウトプットをすることでより多くの考えや、ノウハウを共有し合う会として、発足しています。自由参加で定期開催されています。

ー外部研修学習

先述した通り、当社は他社様に研修プログラムを提供させていただいていますが、一定条件を満たすとその研修に帯同・サポートとして参加できるものです。研修は自分自身が学ぶという観点はもちろんですが、他社(他者)が学んでいることを学ぶことも自身の内省に繋がったり新たな発見に繋がります。当社の事業特性も絡めた独自の制度となっています。

 

コミュニケーション支援制度

ー全社総会・MTG|AWARD

全社が一同に会す全社総会およびMTG(ミーティング)は年に2回、6月と12月に実施しています。この機会を設ける意図としては改めて会社の全体の状況を理解してもらい、今後の見通しにつなげてほしいという想いから来ています。また加えてCONSCIENCE AWARDを総会時には実施し、社員同士賞賛し合う機会を設ける事で、互いに成果を認め合い、尊重し組織全体の一体感を作っていければと考えています。

ー学び舎

部署を横断し全社員自由に参加できる勉強会です。こちらも社員の有志で始まり活躍社員が登壇しナレッジやノウハウを共有したり、幹部層が登壇して会社としての考えや、これからについて話すテーマなどもありました。アーカイブ化されていますので進化、成長スピードのある当社にとって数年で会社の状況も変わってしまいますので、その時々の考えなども吸収できるものとなってます。

 

その他

本日は制度的な観点からキャリア構築支援について解説してきました。しかしベンチャー企業である当社には制度化されていないけれども当たりまえにある光景を少しだけご紹介しておきます。

・1.2年目から幹部層との毎月の1on1を実施し、経営的視点に早くから触れていける

・業務すり合わせの相手が、上席だけでなく創業メンバー(幹部)が毎日という状況でより深い知見を得られる

・スクラム採用など社内でもふとしたチャンスが急に創出され自身の経験値増加機会が得られる

・部活動(弱小野球部や強豪サッカー部)、イベント等がふと開催され、他事業部メンバーとの交流が図れる

最後の部活動は業務的な要素は薄いですが、スピード感をもってこれやってみよう、これ辞めよう。が当たりまえにある世界ですので制度化されていない(見えにくい)部分も踏まえると当社でのキャリア支援の観点はより大きなものとなり得ます。

 

急遽開催された富樫専務WithWEBマーケティング事業部の研修のヒトコマ

その他社内の活動や、雰囲気についてはInstagramにもUPしていますので是非そちらもご覧ください。

 

最後に

今回はCONSCIENCEのキャリア構築支援の仕組みとして、各制度を紹介させていただきました。実は2.3年前までは今日ご紹介したもののうち半分も構築できていませんでした。ベンチャー企業として挑戦や失敗はつきものであり今日ご紹介したものも数年後には進化していたり、辞めていたりなんてことも珍しくありません。

キャリア開発チームが社員と組織の持続的な成長のため、施策を設計し実行していますが、まだまだこれらの制度も社員の方々の協力あってのものです。これからCONSCIENCEにご入社いただく方も含め、よりよい制度・会社創りを一緒にしていくという想いをもって入社いただければと思います。

今後も時代の変化に対応しながら、「CONSCIENCEの社員一人ひとりの可能性を最大化するには?」の命題のもと、制度設計や会社創りをしていきます。今後とも、当社の変化や取り組みにご期待ください。

 

さあ、思考したのしむ、
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