Member Story

【私の就活期 Vol.3】欲張りにはならない。ただ”成長と人”が両立できる場所だった

自分は1人でいたいタイプ。営業は一番やりたくない仕事だった

“人で日本一のベンチャーへ”“営業が強みのコンサルティング企業”として銘打っているCONSCIENCEにあたかも入社をしなさそうな人っぽい言葉を語ってくれたのは2023年新卒入社の関さん。CONSCIENCEはよく熱量が高い人が多い。人が好きな人しかいれないのでは?などと思われることがありますが、関さんの発言から、そうでもないと感じていただけるのではないでしょうか?

挑戦をする選択。そして自分の苦手、克服したいことをあえて選択する就職活動をしてCONSCIENCEに入し活躍する関さんの就活・人生観、入社後のCONSCIENCEの仕事やGAPについて深ぼってきましたので是非最後までご覧ください。

関(Seki)
WEBマーケティング事業部 コンサルタント

高崎経済大学経済学部国際学科出身で2023年、CONSCIENCEへ新卒入社。地元は新潟で学生時代はサッカーに没頭。学生時代もフットサルを続けており、現在は2ヶ月に1度の会社のチームで大会にも出場。(メンバー募集中)

趣味は海外ドラマ、洋画鑑賞。海外かぶれが過ぎた結果、1人で弾丸ニューヨーク旅行をしたことも。

目標・・・「父親を超える」という目標を持ち地元新潟ではなく、東京、そして成長環境のベンチャー企業という軸でCONSCIENCEに入社を決意。入社後は立ち上げ期のWEBマーケティング事業部へ配属され、これまで合計8サービスほどの立ち上げから事業拡大に向けて営業支援全般を行う。

価値観・・・「何をするかより、誰とするか」をモットーに。やりたい事や、やらなきゃいけない事はコロコロ変わる。そんな時に大事なのは、同じ目標を持った仲間とどれだけ本気で取り組めていくか。一度きりの人生を、最高の仲間と。

一見冷静で、表に感情がなかなか出るタイプではない関さん、自己紹介からも青い炎を感じますね。それではいきましょう!

 

“父を超える為”に選んだ上京

ーー関さんの就活の始まりやどんな視点でしていたかを教えてください。

自分は3年生の6月~就活を始めました。4月から就活セミナーなどがあるのは薄々知っていてまだ早いだろうなと思っていたんですが、自分の性格として物事を慎重に、納得した決断をしていかないと自分が続ける自信がなかったので決めるのに時間がかかるだろうと想定してました。当初の自分の考えとしてはいい企業にいくなら早い分は損ないし、、、という思いもあり早目に動き出しました。

今では6月からする人は増えているみたいですが自分のときは周りで就活をしている人は見た事がありませんでした(笑)

業界としては最初から営業やコンサルの道ではなく、ゆくゆく開発系に行けたら面白いかな?と思いなんとなく最初はメーカー、小売りなど有形商材の業界を見ていました。無形はイメージがわかなくて正直見ていませんでした。

 

ーー就活での変化やそのきっかけを教えてください

まず自分が考えた事は「地元か東京か」です。自分は大学は群馬、地元は新潟なのですが新潟で就職をするか東京にするかを早急に決めないといけないと思ったのが就活の初期です。というのも、自分としては大学受験も頑張ったので、地元に行けばある程度のよい企業に行けると自信を持っていました。しかし東京に出るとなると大学の名前も通じないと思っていたので安定の地元か、攻めの東京か・・・で、最終的に東京を選びました。

 

ーー東京に行こうと思った理由は何ですか?

理由は自分が一番尊敬している父親にあります。

父親は大学卒業後に大企業に勤めて楽しい生活を送っていたそうですが20代後半になり、このままではいけない、変わらないといけないとなり起業をしたそうです。自分はまだ幼少期の記憶ですが当時、父親の寝ている姿しか見たことがなかったです。夜中に帰ってきて朝早くに出て行って、、、子供ながらすごい働き方しているなと思ったのを覚えています。そして自分が中高生になったくらいで、父親の会社も形になり従業員も増え軌道に乗り、家や車などを買っている姿をみて「この人やりきっているな、すごいな」と感じたんです。

自分はそんな尊敬する父を「超えることが息子だよな」と思っています。

そして父にめちゃくちゃ似ているとよく言われるんですが、自分も本当にそう思っています。ですので父親が20代で起業して仕事に注いだエネルギーを自分も持っている。自分も同じようにできる。と心の底では思ってます。しかし、たしかに同じレベルにはなる事ができるが、それでは同じレベルにしか達しないということの裏返しと言えてしまいます。

そう考えたときに、地元にいって父親と同じように20代後半まで地元で働いて、、、と同じ選択をするのではなく単純に23歳から父親と同じ熱量でやれば良いんじゃね?と思い東京で仕事に熱を注ぐことを決めました。

 

 

欲張りな就活に気づき、絞り込んだ“成長”への拘り

ーーそこからの就活記を教えてください。

東京に出ることを決め手以来、自分は

  • 東京でベンチャーっぽいところ
  • 企業のページに成長と書いているところ

という軸で就活を再開しました。成長や営業というキーワードで探すと不動産系が多くなっていた記憶があります。給与も良く、福利厚生もある、人もいい、そんな好条件の会社を探すようになりました。そしてCONSCIENCEと出会い、自分に大きな変化が訪れました。

 

ーー具体的に教えてください。

CONSCIENCEの説明会ですね。簡単に言うと「企業選びの軸の甘さ」に気づきました。CONSCIENCEの説明会では会社の事を話すだけでなく就活における考え方を教えられ、

自分は欲張りな就活をしていた。。。いろんな条件を求めて過ぎている自分がいた。。。

そう気づかされました。説明会で興味を持った自分は選考に実際進ませてもらいました。その過程で動画を見たり、リクルーターさんと面談を重ねたのですが自分の未熟さを感じさせる瞬間が多々ありました。

CONSCIENCEでの選考を通じて気付いたのは「他の企業よりも成長できるならその分頑張らないといけないのは当たり前だし、福利厚生が充実しすぎると落ち着いてしまっている人が多く、成長は甘くなるだろうなと、、、」要は自分が大切にしたい軸、優先順位をしっかり持つ事の重要性に気付きました。

そうなったとき、初心に立ち返り「なんで東京にいくんだっけ、どうなりたいんだっけ」これを深ぼった時、厳しい環境でも自分ができることを増やすことが重要だと気付き、自分の一番の優先順位が「成長」となりました。CONSCIENCEの選考も順調に進み、12月に内定をいただきました。他選考もその当時受けていたのですが、ここだな。となっていたのですべて辞退して就活を年内に終えた流れです。

 

ーーだいぶ早期ですね。時期的に就活を続けていきたいと思う学生が多そうですがそうはならなかったんですか?

まったく悩まなかったです。先ほどの優先順位や自分がどうなりたいか。を自分のなかで一貫性を持たせていて納得感もあったので。

CONSCIENCEは若い会社ということもあり同じ熱量で頑張れる近い歳の仲間が多そうだなと思っていましたし、あとは成長だけを大事にしているのではなく「人の良さ」もありました。具体的には選考で自分の担当になったリクルーターの方との話なのですがリクルーターさんとは面談を重ねるフローで、1か月ぶりに有ったはずの面談の開口一番が

「髪切ったね」

だったんです。今でも、その衝撃は覚えていて何百人と面談しているはずなのにすごっ。。と思い、自分をちゃんと見てくれているなと感じさせられ、こんな人が人事をやっている会社はそりゃ人大事にしているんだなと思いましたし自分もそういう風になりたいなと単純に思った記憶があります。

 

成長と人、どちらかが良い会社はたくさんあるが、両方ある企業はあまりないと思っています。

成長ができる会社であればあるほど印象としては殺伐としている?人の重要性を選考のなかで感じる企業はなかったですし、逆に福利厚生や人を押す会社は成長が弱い、、、みたいな。

そんななかで成長と人の両立がされているのがCONSCIENCEだと思いました。

 

ーー就活で改めて気を付けた方が良いことがあれば教えてください

自分の失敗談から感じたのは「欲張らないこと」ですね。

就活はあれもこれもってなるんですが、完璧な会社はないなと思うので自分が一番大切にしたい軸を早く決めることだと思います。

「成長じゃなくて私生活」なら、成長はなかなかつかめなくなるので、仕事のルーティン化は覚悟しないといけないと思うし、給与に反映されにくい環境になるかもしれない。お金だけならインセンティブが高いところに行けばよいが、人がないがしろにされるかもしれないと。この覚悟があるだけで入社してから一貫性が持たせられると思います。

就活の最初は「自己分析ってなんだ」とか思っていたんですが、この自己分析の大事さは、就活が終わるタイミングくらいで気づいたので、就活をしている方に対しては今考えられる範囲でいいので、自分の軸を考え抜くことを大事にしてほしいです。

自分が大切にしたいことを決めることができれば、余計な事に時間をとらわれなくなります。また、入社後のミスマッチも大きくなくなると思います。会社に入る事が目的なのではなく、入った後にどうするかが大事だと思うので、そこに重きを置くべきですね。

 

サービス立上げと大きな社会課題に対峙した1年間

ーー参考になりますね。それではここから入社後の質問に移ります。現在の仕事を教えてください

WEBマーケティング事業部という部門で、マーケティング企業での営業コンサルティングに従事しています。

マーケティング×営業力というところで主に営業の支援全般ですね。サービスなどはかなりたくさんあるのですが、現在はざっくりいうとIT人材、フリーランスのマッチングプラットフォームの立ち上げと運営をしています。

主な業務としては企業側の新規開拓を任せて頂いていますのでサービス説明の商談や、フリーランスの方と企業側の面談設定や細かい諸業務など全般業務をやっています。最近は組織再編となり主には対企業側への業務を中心にやっていますが、サービスの立上げ期ということもあり、変化だらけ、決まりきったルーティンがまったくない日々を過ごしています(笑)

 

ーーどんな社会課題の解決に繋がるサービスですか?

IT業界は特にフリーランスの方が年々増えています。そしてIT人材が不足しているという課題のある企業様も少なくありません。そんな社会状況のなかで、様々なビジネスの影響でITのスキルは持っているのに、給与・報酬が低いエンジニアさんや得たいスキルなどをなかなか高められないフリーランスの方は増えています。我々が支援するサービスをより世に広げることができれば、そのようなフリーランスの方がより高単価で場所もスタイルも自由度のある働き方ができる人が増えますし、人不足の企業様の救いにもなりえるビジネスです。

そんな業界でフリーランスと企業のマッチングを支援をしているのですが、ただマッチングさせるだけは付加価値は小さく、フリーランスの方向けの教育プログラムの開発~提供なども行うことで企業様にも強力な即戦力として戦力となる助力となりつつ、フリーランス側の人たちにもより多くの仕事を高単価で得てもらうことで、企業とフリーランスの方が抱える課題の解決だけではなく新しい価値に繋げられるようなサービス創りを行っています。

今の世の中、一番の課題は「労働力不足」と言われていてこれからもその課題は深刻化していきます。

そして働き手が少ないからこそ重要度が高まっている「生産性向上」という社会的キーワード。

私達が創っているサービスで、日本におけるこれらの深刻な問題解決にもつながっていけばよいなと感じています。

 

入社後の変化と気付き

ーー入社から1年がたちます。成長実感があれば教えてください。

わかりやすい成長は正直まだまだだなと思っています。

ただしいて言うと「人と話す、人とかかわる事」が少し好きになりました。

もともと人と話すのが嫌いではないのですが一人でいたいタイプだった(店員さん呼ぶのもいや、服屋で声かけられるのも嫌い、飲み会も好きじゃない)のが少しポジティブになった。おそらく営業を通じて人と話す回数がこれまでにないほど増えたのが理由としては大きいと思います。

元々、自分は学生時代に営業は一番したくないと思っていました。

ただ一番いやだけど一番包括的に学べるのが営業だというのは知っていました。自分の人生を考えた時に20代前半で嫌なことやるのと、30代で嫌なことやるのだと、どちらがいいかなと思ったら圧倒的に20代で嫌なことをつぶしておいたほうが良い、自分の可能性が広がるなと思い、営業を選びました。

そういう意味では自分のなかでその苦手の感覚は徐々に消えているかもしれません。

 

ーー実際に働いてみての良い/悪いGAPそれぞれ教えてください。

就活という場では企業は良いことしか言わないと思っていたのでGAPは学生時代に絶対にあると思っていたのが大前提なのですが、実際CONSCIENCEにはそれがなかったこと、それが良いGAPですかね?(笑)

就活時代から学生に対してフェアなのがCONSCIENCEなのかなって思っていて、実際に選考のなかで成長できるよ!だけでなくて「うち厳しいよ(笑)」って言われるしBLOGにもさんざん書いているし泥臭い部分などもしっかり見せてくれていたので、本当になかったんです。こんなに役員近いんだ、などプラスはぼちぼちありますねがそれも聞いていたことなので、、、

 

ーーそういうと、いい事しか言わないどこぞのBLOGと思われます。本心を教えてください。

 

 

(余談:本当にないんです、、と言ってインタビュー5分くらい中断し放った一言)

 



 

 

これ以上考えても、時間の無駄です

 

 



 

あっ、まあしいて言うならCONSCIENCEの人はわかると思うんですが、”入社後の研修”ですね。これまで受けたことのないような研修だったので、これが研修?と思ったGAPでした。。会社のGAPはないんですがそれくらいですね。。

 

 

出来ることを増やし、組織、自分も成長を続ける

ーーありがとうございます(笑)それでは、今後の抱負や目標を教えてください!

事業レベルで行くと、今従事しているマッチングプラットフォームを立ち上げ、収益を最大化していくことです。社会課題の解決だけでなく、やはりコンサルティング企業としてクライアントのサービス拡大も大きなミッションですのでそれを2年目ではしっかり立ち上げていきます。

そして個人レベルで考えると、自分自身のコンサルタントとしてのレベルアップです。まだまだ商談や業務のなかで周りに助けられる部分も多い為、より一人でもっと成し遂げられることを増やしていきます。立ち上げということもあり、なかなか売り上げにつながっていないサービスでもあるため自分が売上的な観点からより貢献度を高めていきたいと考えています。

 

ーー会社のなかでの目標などはありますか?

全社総会での表彰されたいな。なども一時感じていたが、今はWEBマーケティング事業部というものをより拡大していくことが強い思いです。

もともとWEBマーケティング事業部は30人組織で、異動などもありいったん15名まで縮小して、来月からは新卒も受け入れるなど今後また前の30名弱まで人数が戻り、2025年度新卒の方が入るタイミングでは50名を目指しています。自分のやっているサービスがしっかり立ち上がれば、人も受け入れられる、そして自分もまた別の新しいサービスを立ち上げ、また人を増やす、、これを繰り返していくことができると大きな組織づくりができますし、そのなかのリーダーポジションを目指していくというのが今の目先の動きだと思っています。新卒の方により意義のある、面白い仕事を準備しておきます!

 

ーー最後に就活生に一言、お願いします!

就活生に共感できそうなことをあえて伝えておくと自分もそうだったので、「やりたいことがなくて悩んでいる人向けに一言、、、」

やる気はある、成長したい、けど何をしたいかが見えない。これ自体はすごく良いことだと思います。しかしそんなとき無理くりやりたいことを探そうとするのですがそれは結局本当にやりたいことにはたどり着かないと思っています。ですので「やりたいことがない人はできることを増やすこと」が大事だと思います。

やりたいことができたときにそれを実現できる力と経験、知識、体力、お金があればよいと思うのでできることを増やせる場所を是非選んでください。

やりたいことがいつ見つかるかはわからないので、のらりくらりする企業にはいっても何年も我慢するかもしれない、だったら若いうちからバリバリできる環境のほうが次の場所での一歩が早くなる。そういう就活もありなんじゃないかなと思っています。その結果がCONSCIENCEとなったら是非一緒にお仕事ができることを楽しみにしております!

 

あとがき

求職者の皆さんに伝えたい事、それは「やりたい事探しに迷走する就活は辞めよう。」ということです。どこぞの性格診断や、どこぞのエージェント様の誘導によりあたかもやりたい事や行きたい業界は絞った方が良い。そんな空想に近い就活セオリーがあると思います。しかし、20年生きてきて、社会人経験が浅い学生さんにいきなり「やりたいことはなんだ」こんなの明確になるほうが難しいと思います。であればやりたいことを増やすための漠然とした成長や、なぜ成長したいのかという思い。これだけでも十分なのではないかと私は思います。最後の関さんの言葉にもある通り、その漠然とした成長でも未来に備える事、それが自分のやりたいことを尊重する最大の武器なのではないかと感じます。

今の時代は特にVUCA時代ともいわれ、「変化が激しく、見通しが立ちずらい世の中」です。そんな世の中で市場価値を上げるヒントは“変化に対応できる人材であること”や“生産性の高い人材”です。むしろやりたい事は20代は決めない。変化が大きな場所で変化に対応する力を身に付ける。どの業界、仕事でも生きる汎用的な考え方やスキルを得ていき、30代以降に専門性を磨く。これが安定に間違いなく繋がります。

軸を定め、優先度の高い道を邁進する。関さんの言葉は是非一人でも多くの学生さんが読むべき内容でありそして、CONSCIENCEに限らず、今後生き残っていく会社はこのような変化や成長を求め進化したいと思う従業員の背中を押せる会社です。社内のポジション争いなどで上が下に蓋をして成長を止めたり、自分の身を守るために挑戦に対して腰が重くなる。そういった企業は一時的には良くてもいずれは尻すぼみしていきます。

人で日本一のベンチャーへを掲げる当社としても、社員の成長をさらに加速させる。会社としての変化を模索し続けます。

 

関連記事はこちら

さあ、思考したのしむ、
事業成長の
エキスパートへ。
Job List