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【私の就活記 Vol.2】大手に入る事ではなく、入った後の変化が重要だと気付いた

萩原(Hagiwara)
ビジネスコンサルティング事業部 コンサルタント

神戸大学法学部出身で2023年に大手銀行へ入行。1年目に退職後、CONSCIENCEへ中途入社。

「無形商材」「人の魅力で勝負できるところ」という視点で学生時代の就活では金融業界を選択。1年目に退職を決意し大手からベンチャー企業へ転職。

高校までは神奈川の男子校出身で大学時代はカラオケチェーン店でアルバイト。閑散期や空室が発生したタイミングで路上で呼び込み担当も。ナンパ師を参考に人の心理や行動を見て、カラオケ店への呼び込みに力を入れていたそう。

趣味は映画鑑賞が好きで、月に2~3度は映画館に足を運び、Disney+とamazonプライムビデオの三刀流。好きな言葉は漫画「トリコ」の第一話にある「思い立ったが吉日ならその日以降はすべて凶日」漫画の第一話のセリフが好きだというと非常に間抜けな感じがしますが、実際にやろうと思ったことに対してすぐ取り組むことが人生を楽しむコツであると思っているとのこと。

 

ーーまずは萩原さんの学生時代の就活を教えて下さい。

もともとは教育者になりたかったのですが、高校教師に「向いていないから他を目指せ」と言われたことがきっかけで法学部に進みました。就職の口が広くなににでもなれると思ったので大学3年生のころは気になった業界は片っ端から見ていき、100社近くのインターンシップに応募した記憶があります。当初は就職活動への意欲は非常に高く、ガンガン取り組んでおり他大学の就職学生とも仲良くなって楽しく就職活動をしておりました。

早期選考でとある会社の最終選考に残ったのですが、そのとき他の就活生に「ここから何人消えるかだな」と言われ非常に嫌な気分になりました。就職活動の性質上採用枠を奪い合うものではありますが、蹴落としあうような考え方には共感できず、その瞬間から思いやりを重視できる会社にしたいと思いました。

あとは、業界として最終的に「無形商材で人柄や思考力で仕事ができる」とざっくりとしたイメージもあり金融に絞っていました。

 

ーー最終的に前職に決めた要因は何だったんですか?

正直に申し上げますと、明確な決定要因というのはありませんでした。

商品の魅力を伝える営業が主流でありもちろん重要ですが、人の魅力で勝負するのが楽しいのではないかと思い銀行に行きました。私の中では大阪で働けることが非常に重要だったので総合職ではありながらも地域を固定できるという理由で最終的に前職に入社を決めました。

 

 

ーー1年目での退職、早期の決断ですがその理由を教えてください

好きな言葉でもある「思い立ったが吉日ならその日以降はすべて凶日」が決断理由です。前職は1年目で知識を詰め込み、おおよそ2年目からルート営業を中心に行っていくのですが、働いて3年を迎える先輩を見て、自身が成長するビジョンを感じられませんでした。

「大手に就職すること」それ自体の魅力は強かったのですが、このままほぼ2年ただ決められた範囲を回っているだけなんて耐えられないと思ってしまったので転職を決意しました。

金融は全業界と関われるという魅力が一つありますが、冷静に今やってるCONSCIENCEでの仕事でも全業界と関われるので、あまり意味のない軸だったなと思っています(笑)

もともと業界ごとの違いや市場の変化に対してもある程度押さえておけるのも金融ごとの検討理由でしたが、世の中に五万とある業種職種のなかで、自分が目を向けれている面は本当に小さな一面でしかないと思いました。

 

ーー就活で改めて気を付けた方が良いことがあれば教えてください。

近年、「静かな退職」が増えているといわれています。労働者が自己研鑽や与えられた仕事以外を全くしない、必要最低限の業務のみ行う状態を指す言葉であり、前職でも正直そういう方は多数いました。

また、会社規模が大きくなりすぎてしまうと「見えないところ」が増えてきます。監査役や社外取締役を設けたとしても会社内の実情を完全に把握できません。会社によって善し悪しがあるので、自分の性格、自分のビジョンと向き合うことが就職活動においては非常に重要になります。歴史が長く年功序列が強い会社では評価の波は微々たるもので、自分を評価してもらえる会社はそう多くないのです。説明会では評価もしっかりしていると言ってはいるもののやはり出来上がった企業で評価はされるがその幅が限りなく小さいことに気づかされました。

少なくとも私は評価してもらえる会社で自分を見てもらいたい、と感じました。

 

ーー大手からベンチャー。転職活動でCONSCIENCEを選んだ理由を教えてください

採用担当というのは、学生や求職者にとっての会社の顔であり、面接での面接官の話し方や考え方が会社そのものを示す最大の物差しになります。私の一次面接を担当してくださった方は「最高の会社をつくりたい」と仰りました。その言葉が、大手で蔓延している「静かな退職」や入社したことに満足している人々とまったく違っており、自分に刺さりました。

 

ーー実際に働いてみての違いはありますか?

基本はないです。(笑)

選考で聞いていた通りの環境で、なにか上手くいけば全員で喜び、あらゆること(プライベートすぎる話は除いて)を共有しているので、親しみやすいのが大きな特徴であると思います。もともと自分は固い人間なので戸惑う部分も多かったのですが、ひと月で慣れてきましたので、それだけ迎え入れる環境は整っていると感じています。

 

ーー最後に今後の抱負を教えてください!

私をきっかけに大阪のオフィスも3F(増設)します!大阪オフィスが新しく立ち上げられたところであるので、これからできることが増えていくと思うと非常に楽しみです。性格や出自がバラバラな人間が集まっていても、全員が同じ方向を見ていると感じていますので、これからも常に明るく最高の会社をつくっていきます!

 

 

さあ、思考したのしむ、
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