「自分で闘う武器が欲しい」30代転職だからこそ20代の組織でできること

初めまして。2024年にキャリア入社し、新規事業開発部に所属している溝口と申します。
簡単に自己紹介をすると、妻と4歳の娘がいるCONSCIENCEでは珍しい昭和生まれのアラフォー社員です。入社当初はWEBマーケティング事業部に所属後、今期より新規事業開発部に異動し新規案件に従事させていただいています。こちらの記事では、私のキャリアについてやCONSCIENCEとの出会い、入社してどんな思いで働いてきたか、今後のミッションについてお伝えしたいと思います。今後CONSCIENCEへ入社を検討している人になにか参考となれば幸いです。
Contents
「個」の介在価値を考えたこれまでのキャリア
私はこれまで2社経験し、CONSCIENCEは3社目となります。新卒ではオフィス家具などを販売するベンチャー企業に2年務め、前職では医療関係の営業職を約10年務めていました。2社目は特に安定した業界、職場で幹部候補として期待をされていた自負もありキャリアとしては順調だったと思います。家族を養う責任ある立場にあるため、そんな自分がなぜ転職を決意したのか。
一言で言うと「会社の看板やサービスに頼ることでしか闘えていない自分に気づいた」からです。
コロナ禍で改めて自身のキャリアを振り返る事が増えていました。その時感じたのは、サービスが一人歩きしてて自分が売ってる実感や手応えがあまり感じられなかったことです。以前勤めていた会社は、業界では知名度・サービスの質も高かったため、営業として正直実力がなくてもある程度売り込むことができました。
もちろん「溝口個人として信頼を得られて選んでもらえた」といったケースもありますが、「自分の営業力で得ることができた、自分でなければとれなかった」と自信を持てる割合は少なかったように思います。
コロナ禍では皆が憧れるような大企業でも早期退職を募集したというニュースが頻繁に流れてきて、仮に会社がなくなってしまったら「自分には闘える武器がない。どこに出ても通用するような営業力を身に付けられていないのではないか」と感じ、その未来を想像すると家族を養えなくなる焦りと不安を強く感じたことを今でもトラウマのように覚えています。
この経験から「営業として個人の力を高められる企業」を転職活動の軸としておりました。
ベンチャー×人×実行力で入社を決意
その結果、転職活動で見た企業は主にキャリアアップのスピード感が早いことや、成果に対してのコミット力が必要とされ、個人に裁量を多く与えられる企業かどうか。です。
そうなると必然的にベンチャー企業を選ぶことが多く、CONSCIENCEもその軸で探しているなかで見つけることができました。
内定も複数社いただいた中でCONSCIENCEを選んだ理由はCONSCIENCEの存在を知った時の正直な感想でもあるのですが「この会社は大きくなるだろうな」と思ったからです。大きく分けると二点理由があります。
人がいい!
すごくシンプルですが、人がいいからです。選考過程で合計三名の方とお話させていただいたのですが、定性的ではありますが他社よりも人のよさを感じることができる時間でした。もちろん業務のことについてもお伺いしましたが、話していくなかでのフィーリングが非常に合うのではないかと単純に思いました。入社前に職場見学もさせていただきましたので、この人たちとなら働いていけるなと思った点です。
実行力、思い切りが違う!
自分は1社目もベンチャー企業で300名ほどの今のCONSCIENCEと同じ規模感の会社に勤めていました。ただその会社とCONSCIENCEの違いは「実行力とスピード感」です。ベンチャー企業=成長やスピード感と認識している人がいるかもしれないですが、企業によってその程度は結構違います。CONSCIENCEはこれまでの経営の話などを取締役から聞いても動きの鈍さのようなものが一切なく、成果や成長に対してのやりこみ度や、実行力、スピード感、また経営の意思決定の大胆さを感じました。営業マンとしても、複数社働いた身からもしても、そして転職活動で様々な企業を見たうえでもCONSCIENCEほどの実行力がある企業はありませんでした。
同時にこの会社で自分を磨き続ければ、自分の力で闘えるようになると思い入社を決意しました。
入社後の壁やGAPについて
入社後に感じたこと、違い、GAPなどについてもまとめてみます。
人との向き合いが違った
入社後はWEBマーケティング事業部に配属されました。
WEBマーケティング事業部ではクライアント企業様がマーケティングで集客した見込顧客に対して、CONSCIENCEメンバーがクロージングをしていきます。頻繁に新しいサービスが生み出され、常に成果を出し続けてサービスを軌道に乗せる力が求められる事業部です。いわゆる「ゼロイチを生み出す力」をつけたいと強く希望していたので、希望を叶えていただいた形となりました。私自身はtoC向けのライフライン系のインサイドセールスを経験させていただきましたが、配属直後は数字がなかなか伸びず辛かった記憶しかありません(笑)
ただこの時期に強く感じたのは「人で日本一のベンチャーへ」を掲げるCONSCIENCEの強さでした。
リーダー陣含めほとんどのメンバーが私よりも一回りも年下で、彼等からするといきなり結構な年上の新人が入社してきて、凄く扱いづらかったと思います(笑)
しかし、そんな私にも真摯に向き合ってくれて、リーダー陣も自分の数字を追うのに大変なのにもかかわらず、時間と労力を惜しまず、期待をかけてくれ指導してもらえました。配属当初は「自分自身も力をつけて組織を大きくしたい」が第一でしたが、次第に「この人達の期待に応えたい」という思いが強くなり、困難を乗り越える活力になりました。
CONSCIENCEのリーダー陣は20代が中心となります。今後年下部下の元で働く人もこの記事をご覧いただいているかもしれないので自分が意識したことも念のため書いておきますと
・素直になること(羞恥心・変なプライドは捨てる)
・PDCAの速さを徹底的に磨く
・言われたことを受け止める
実は私が個人的に入社前心配していたことは「一回りも年上の自分に、なかなか指導しにくいのではないか」ということです。しかしCONSCIENCEの社員は「ストレートに」思ったことをはっきり言う人が多いように感じます。なので、変な心配はせずストレートに言ってくれていることをストレートに受け止めることも大事なのかなと思います。「人に対する考えの深さ」が詰まっている会社ですので、仕事だけではなく、キャリアについても様々コミュニケーションできる場所です。
数字への覚悟感、クライアントへの貢献精神の強さ
そんな人に対する想いは社内向けだけではなく、クライアントに対しても向けられています。クライアントのためにとことんやり込み、必ず結果を出していく、そういった想いが他の企業よりも強く、ある種文化として根付いています。結果クライアントに営業成果だけではない、営業を超えたバリューを生み出してこれたのだと実感しました。
これは組織文化や組織基準というべきなのか、数字に対しての意識はやはり他社より違ったものがありました。クライアントと決めたこと、依頼されたことに対しての責任感。やると決めたことはとことんやり、そして、これまでのやり方に固執せずどんどんやり方がアップデートされていくスピード感は入社する前に想像していたもの以上のものでした。
そんな成果を追求した初年度で、私個人としては成果もでるようになり、新入社員の指導も任せていただくようになりました。仕組がまだまだ未整備だったこともあり、カリキュラムの作成から実施まで、組織を大きくするための土台作りをしてきました。
6月に行われた全社総会でもノミネートさせていただきました!受賞はならず・・・
入社後に感じたGAP
最後に入社後に感じた想像との相違についてまとめます。大きくは二点あります。
①組織の仕組みが未整備
初期配属のWEBマーケティング事業部は30名弱の組織だったのですが、組織を大きくしていく上での仕組み化がまだまだ確立しきれていないと感じました。
仕組みがないからこそ、マンパワーの要素が強くあり属人性がある組織運営になってる部分は課題なのではないかと思います。これは若いからこそまだまだ作りあげきれないという経験値的な部分もあるかもしれないですが、そんな課題に対して自分は経験値として還元できると思い教育カリキュラム構築などリーダー陣と協議して進めていきました。
②思ったよりぞす系じゃない
「ぞす系」と言ってピンとこない人もいるかもしれません。自分の1社目ベンチャーだった時は倉庫みたいなところで社訓などを大声で出すみたいな研修がありました。少しでも声が小さいと言直しなどもあるいわゆる体育会系?でベンチャーはそのイメージが自分のなかにありました。
実際に気合いが重要だという考えももちろんあるのですが、思ったよりも冷静に分析して数字を追っているイメージがありました。課題分析の時も感覚的な要素もありつつ、客観的に成果を出すための改善アクションを詰めていく印象があります。もちろん会社として体育会的な要素はあると思いますが、それだけではないなというのが意外なGAPでした。
今後について
これまでの活動を評価していただき、新規事業開発部でやってみないかとお声がけいただきました。
WEBマーケティング事業部は事業も右肩上がりで新しいメンバーも続々と入ってきており、今後大きくなる組織の中核メンバーとして活躍する。そんな未来も非常に魅力的でしたが、元々自分が求めた形は会社や組織、サービスによる安定ではなく、自分の力で生み出す安定。
「WEBマーケティング事業部を100人組織にする」という目標もありましたが「よりゼロイチ色の強い事業部でチャレンジすること」を選択しました。ひとつの案件、状況によっては複数案件の全責任を負うという、かなりチャレンジングな環境になります。ただ、自分が成果を出し続けることで、新しいメンバーを受け入れる環境ができ、結果組織の拡大にも繋がります。
「人で日本一のベンチャー」CONSCIENCEの輪を拡大するため、常に挑戦し続けていきたいと思います。
CONSCIENCEへの入社を考えている方へ
せっかくなので私に近い境遇の方(ご家族がいる方、ミドル層)にメッセージを送りたいと思います。
CONSCIENCEはほとんどが20代の若いベンチャー企業です。若いメンバーを中心に急成長を遂げてきましたし、今後も加速度的に拡大していく会社です。ただ、若さ・勢い・バイタリティだけでは今後起こりうる壁を越えることはできません。若いメンバーのパワーと経験豊富なメンバーの知見を掛け合わせることが、今後「人で日本一のベンチャー」になるためには不可欠だと思います。
とはいえ、今のボリュームゾーンとの年齢ギャップや今の年齢でベンチャー企業へ飛び込むことに一定の不安はあるかと思います。それなりの覚悟を持って入社をされてくることでしょう。私自身、年齢や境遇を言い訳にしてチャレンジをしなければ、必ず後悔すると思って転職を決意しましたし、娘にチャレンジし続けている背中を見せたいと思い行動を起こしました。
CONSCIENCEはチャレンジをする人を応援してくれる会社ですし、そこにいるメンバーも全力で応援してくれます。
是非一緒に「人で日本一のベンチャー」を作りましょう!